憧れのリフォーム

借家のリフォームは可能？

自己所有の住宅であれば誰に気兼ねすることなく自由にリフォームすることができますが、借家の場合はそのようなわけには行きません。しかし場合によっては小規模な改修、プチリフォームくらいであれば許されるケースもあります。
借家に住んでいると、どうしても使い勝手が悪くて不便を感じることも少なくありません。そのような場合、大家さんや管理会社と交渉すれば許可されることもあります。ただし間取りの変更など大がかりなリフォームは不可能で、原則として退居時には原状回復が必要です。
たとえば脱衣場にバスタオル掛けや棚がない、居間のエアコンだけではまかないきれないので増設したり、入れ替えたりする場合は、生活に支障をきたしているので許されることが多いようです。以前使われていた部品や建材などは捨てずに取っておき、家を出る際は可能な限り元通りにする必要があります。
もちろん工事費用は自分持ちになります。 大家さんによってはリフォームにとても寛大な人もいますので、まずは相談してみることをお勧めします。

リフォーム済みの賃貸物件は魅力があります

賃貸物件は新築を好む人が多いことから、家賃が高めに設定されていることが通常です。しかし実は新築と同じような綺麗さを持ちながら、家賃は比較的リーズナブルだというのがリフォーム済みの物件です。
リフォームが行われている物件は、クロスや床の張替えだけでなく、トイレやキッチンという設備も最新の物が導入されています。張り替えた後は誰も住んでいませんから前の住人の痕跡が残っているということはありませんし、設備も最新のものなので使いやすく充実した生活をおくることができます。
古い物件の場合は耐震性や強度が心配だと考えがちですが、リフォーム工事を行うとき、現在の建築基準を満たさない場合には補強工事を行っています。だから築年数が古いからといって、耐震強度に問題があるということはありません。
また以前にも住人がいたということは、そこに人の流れが生まれていますから、商業面で見ても経済活動が活発に行われているため生活に便利な環境になっていることも魅力です。